断熱リフォーム S邸
こんにちは田中です。
7月に入り一気に暑さが厳しくなってきました。
季節のうつろいは楽しい反面、暑い夏や寒い冬を少しでも快適に過ごしたい、
という住まいに対するニーズは年々高まっているように感じます。
今回はフルリフォームを機に断熱リフォームもあわせて行ったS邸を紹介します。
S邸は築35年のマンション。最上階で角部屋です。
リフォームに際しては、動線の変更、収納量のアップとともに
夏は暑く、冬は寒いのが大きなお悩みとのことで、断熱性能の向上は必須でした。
まずは室内を全てスケルトンの状態にしました。
竣工図面によれば、いずれの箇所も断熱材を施している記載がありましたが、
解体をしてみると当時の基準で薄く、劣化などもあり、心もとない状態でした。
そこでしっかりと吹き直しをしました。
最上階であることから、壁面だけでなく天井のスラブ全面にも吹付けをしました。
また、最終的に窓には全箇所に内窓を取り付け、特に南側の窓にはUV効果の高い
Low-E複層ガラスを入れました。
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断熱工事の後は、内装工事をして生まれ変わったS邸です。
LDKの真ん中を通る梁には間接照明を入れ、天井をきれいにしました。
クローズドタイプだったキッチンはオープンタイプに変えました。
キッチンから見える室内は明るく広々としました。
窓に2重サッシが入っているのがお分かりになりますでしょうか。
写真右のドアの中は、たっぷりの収納棚のある納戸です。
洗面室にはミーレの洗濯乾燥機を入れました。
両側にたっぷりと収納を作った玄関です。
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昨冬を過ごされたお客様からは、
「暖房の効きもよく、室温が保たれていることを実感し快適です」
とのご感想を頂きましたが、この猛夏の感想もお聞きしたいと思っているところです。
住まいの性能を上げ、快適な暮らしを叶えた価値あるリフォームになりました。
tanaka