S邸が竣工しました
はじめまして、小林暁子です。
最近工事が終わったS邸のキッチン・ダイニングのリフォームを紹介します。
上はリフォーム前のS邸の様子です。
L型の半クローズドキッチンを、できるだけオープンにして、明るく使いやすいキッチンに、そしてダイニングはものを収納してできるだけ広く使いたいというご要望。
解放感を出すためにキッチンの入り口を可能な高さまで上げましたが、リビングからの視線を隠すために真ん中の壁は残しました。
ここをタイル貼りにしてインテリアのアクセントに。
もともとクラシックなインテリアがお好きなSさん。
今回もそのスタイルは変わらないようにしましたが、全体を明るめにしたいということでしたので、キッチンや家具、建具の面材の色はオフホワイトにしました。
あまり広くないダイニングは、ベンチを作り付けに。
ウレタンの座面をグレージュ色の布でくるみ、縁にパイピングをほどこしました。
こちらの布地は奥様が海外から輸入されたものです。
ベンチ背面の壁もグレージュのクロスを貼りました。ベンチとも壁のタイルともなじみます。
ベンチの中にはホットプレートやパンの捏ね機などを入れる予定。
それらがすぐ使えるようにベンチの下に家具コンセントもつけました。
ベンチの反対側には上を引き出しにした、薄い収納を作りつけに。
ダイニングで使うものは大きなものから、こまごましたものまで、大体のものは入る予定です。
ご主人のリモート用のPCの定位置も決めました。
以前は小窓だったキッチン側との開口も大きく広げました。
排気ダクトを通すために下げたキッチンの天井との段差を生かして間接照明も付けました。
(点灯した写真を撮るのを忘れてしまい、残念😢)
向こうに見えるのはアトリエサラオリジナルのいつもの家電カウンターです。
サイズやダストスペースなど、お客様一人一人のサイズや構成でどなたにも大満足していただけます(^^)/。
キッチンはシンプルにI型プランと背面収納の組み合わせです。
ゴミ箱スペースにも扉を付けました。作業時はこのように空けっぱなしにして使うことも可能です。
S様には満足度の高いリフォームになったというお言葉を頂戴しました。
収納リフォームは全面リフォームほど、空間は劇的には変わりませんが、生活の質は格段に変わります。
これからも、皆様に喜んでいただけるリフォームをたくさんしていきたいと思います。