基礎コンクリート工事現場レポート
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salastaff
こんにちは、田中です。
先日、新築工事の現場で、基礎のコンクリート打ちがありました。
今日はその様子をレポートいたします。
早朝、現場に到着するとすでに作業員の方たちがスタンバイ。そこへ、生コン車が到着しました!
打設の前にまずは大事なコンクリートの品質検査です。
これはコンクリートの流動性を測るスランプ検査 スランプコーンという筒にコンクリートを所定の方法で入れた後、コーンを垂直に上に引き上げて、コンクリートの下がり具合を調べます。
経験を積まれた方だと、スコップでコンクリートをすくった時の感覚で測定前にだいたいの値が予測できるそうです。
次にエアメーターと呼ばれる装置で、空気量の試験
そして、その次に塩化物含有量の検査
無事に全て合格です。 因みに、ごくまれに不合格となることもあるそうです。当日の天候や輸送時の状況の影響を受けるデリケートなものということがよくわかりました。
生コンクリートは時間とともに硬化がはじまる性質のため、品質検査も時間との戦い。無駄な動きのない手際の良さで検査終了し、実際に打設が始まってからも、2台目、3台目の生コン車の到着タイミングはピッタリでした。
綿密な事前準備とそれに基づく息の合った連携プレイで、丁寧かつ確実に工事は進んでいます。