カーテン
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salastaff
こんにちは。
アトリエサラでインテリアを担当している小林です。
今回はカーテンについて少しお話しをさせていただきます。
日本においてカーテンといえば、いわゆる「引き分け」というスタイルの
カーテンを思い浮かべる方が大半でした。
私ももちろんその一人です。
どちらかというと実用性重視で、生地を選ぶ程度の選択肢しかないイメージでした。
こんな美しいスタイルや
こんな小物にも憧れたものです。
上は以前アトリエサラで設計した物件ですが、こちらのカーテンはレースが手前になる
「フロントレース」というスタイルにしました。
同じ生地で手前は引き分け、奥はプレーンシェードのスタイルになっています。
フロントレースは夜でもレースが隠れないので窓回りに表情を出すことができます。
ところで、近年ではカーテンに機能を持たせる考えが浸透してきました。
皆さんご存じの遮光の他、遮熱(室内を暗くせずに太陽からの日差し(熱)を遮る)、
断熱(冬温かく夏涼しく、室内の温度をできるだけ一定に保つ)、
目線を一部隠す、はたまた消臭や空気清浄機能まで。
生地やスタイルも多様化していて日々進化しています。
窓も熱を通さないガラスやUVカット等進化していますが、
カーテンもインテリア部門として頑張っているようです!
カーテンは家の中でも多くの面積を占めるので、あまり手を抜けないところですよね。
インテリア要素だけではなく快適な暮らしを目指して、
是非カーテン選びにも時間をかけて色々探してみてください。
Kobayashi